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ザハリ・ダミヤノフの百人組手挑戦は70人で無念のドクターストップ

4月23日(土)、本部直轄代官山道場にて、第11回世界大会優勝者ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)の百人組手が実施された。現役世界チャンピオンによる百人組手挑戦は2014年4月のタリエル・ニコラシヴィリ(ロシア)に次いで2度目で、世界大会優勝からわずか5カ月後の挑戦ということで注目を集め、対戦相手には昨年の世界大会日本代表選手やウェイト制に出場する現役選手、全国の支部から黒帯、茶帯が揃った。

13時に挑戦者ダミヤノフと対戦者を前に松井章奎館長は「この百人組手は場合によっては生命の危機をともなう危険な試みです。一つひとつの組手の勝敗は決めますが百本試合ではありませんので、しっかり技のやり取りをしてきれいな組手を心がけ、価値のある百人組手にしてください」との挨拶があり、13時7分に1人目の対戦者である上田幹雄との組手がスタートした。

4人目で最初の技有りを取ったのを皮切りに、上段廻し蹴り、足掛け下段突きで技有りを連続して取って順調に技有り優勢勝ち、合わせ一本勝ちを重ねていった。30人目が終了して5分間の休憩を取り、50人を迎える頃には相手の技をもらう場面が目立ってきた。松井館長からは「軽くても相手の技を受けて返すこと。リラックスして(技有りや一本を)狙いすぎてはいけない」とダミヤノフにアドバイスを送る一方で対戦者にも「達成させようと手心を加えた組手をしても意味がない。試合のように向かって行く必要はないが、百人組手の価値を下げないためにもしっかり組手をやるように」との注意があった。

58人目で初めて負けが付き、60人が終了し10分間の休憩後には負けや引き分けが多くなり、69人目で下段廻し蹴りで技有りを取られ、70人目で下段廻し蹴りと下突きで合わせ一本負けを喫した。この時点でドクターがダミヤノフの症状を見て控室に誘導。本人は続行を希望したが、全身が痙攣を起こすなど危険な状態であったためドクターの判断により無念のストップが宣告された。

終了後の総評で松井館長は「世界大会後で準備期間が短かったこと、海外から来日してコンディション作りが難しかったこと、また30歳という年齢的な問題など、今回のダミヤノフ選手の挑戦は悪い条件が重なったと言えます。しかし、残念ではありますが、失敗したことによって挑戦したことの価値が下がるものではないし、彼自身が劣っているということでもありません。私の経験から言うと、70人を越えてこの先は苦しくなるばかりなので、ドクターの判断は正しいと思いました」と感想を述べた。ダミヤノフにとっては無念の結果になったが、改めて百人組手の過酷さを浮き彫りにする形になった。

■ザハリ・ダミヤノフ 百人組手記録
日時/2016年4月23日(土)
場所/極真会館本部直轄代官山道場
組手時間/1分30秒
組手開始時間 13時07分
一本勝ち/2
合わせ一本勝ち/21
技有り優勢勝ち/12
優勢勝ち/8
引き分け/20
負け/7